ロルフィング10シリーズ 体験レポート 心理系援助職の方 第二セッション

モニタープログラムに参加頂いている心理系援助職の方から、第二セッションの体験レポートをご提出頂きました。


~全体を振り返って印象深いところ~

今回もまた、蒲池さんのサポートを受けながら「からだ」の変化を自分自身で気づきながら進み、私はとても丁寧で優しいと感じたセッションでした。

特に印象深いのは、施術ベットに仰向けや横になっている状態について問いかけてくださり、寝心地がなんとなく定まらないことを軽く言葉にすると、頭の高さや腕や足にも枕を置いて細かく位置を変えながら何度も試していただいたこと。

何度も試すことで違いを体感でき、首や呼吸器官への負担があったのだなぁと気づいたり、胸(肋骨・肺などかな)や腹が広がり呼吸が楽になるという体験がありました。

その後ウトウトと眠っていた私もあり、本当に”心身共の安心”をしていたのだろうと振り返っています。

試していただく前の頭や首の位置や胸のあたりの状態は「なんとなく~」程度の違和感で、不快や負担といったものでは無いほどわずかなものでした。

ですが「まぁこんなもんかなぁ〜?まいっか…」とスルーしがちな些細なところをじっくりと確認しながら、私全体が負担になっていないかどうか・私全体が居心地がよいかを丁寧に体験することができました。

その関わりと体験により、身体の骨格や臓器たちは繋がって私を形成しているということを改めて実感しています。

蒲池さんのロルフィングセッションは、身体の気になる所だけを焦点するセッションとは大きく違うなと2回目の今回も振り返っています。

~身体について~

姿勢の改善・柔軟性の回復、そして左足首の硬さと歩きづらさが気になっていたので、そこを目標に開始。

1回目のセッション後、日々の生活の中で大腿骨や足首などを意識していこうとしていた私でしたが、前回から今回までの間で左足首を軽く捻挫をしていたことをウッカリと忘れていました。

忘れているくらい痛みは無くなっていましたが、セッション開始すぐに歩いて自分の身体に意識を向けてみる所でその捻挫をフッと思い出しました。頭の記憶で忘れていても身体が覚えていて思い出させてくれる、身体ってほんとに素晴らしいなと思います。

セッション後半では、椅子に座りながら蒲池さんのサポートのもとで両足の位置(踵と両足の開き具合)を変えて自分の感覚を追っていくと、少しだけ開いた両足が内側に行こう(戻ろう)とするわずかな方向性を持った動きに気づきました。

そのことをお伝えすると、それについての評価やジャッジなどは一切無く、それに気づいておきながら身体全体で他はどうだろうかと目を向けるように促していただき自分の身体を見ていたら、肩や首のあたりや背中なども方向性を持った動きが起きていることに気づきました。

HPにある「からだの知性に耳を澄ます」にある言葉たちどおりですし、「まるごと変わる」にあるお言葉にも一致するセッションだったなと振り返っています。

姿勢の改善・柔軟生の回復については大きな実感はなく左足の硬さはまだありますが、まだ2回目。変化と定着を繰り返しながら進みたいなと、3回目以降も楽しみにしています。


セッションでは、可能な範囲で”ベター”な間合いや体勢を探すことからスタートしています。

違和感の少ないポジションが見つかった後、休息が深まっていく様子がこちらからも観察できました。

支えに対する”ゆだねるうごき”(イールド)を積み重ねることで身体がどう変化していくのか。

プロセスを味わいながら3回目、4回目へと繋がっていけばと思います。